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管理人コラム

日記デザイン

ラグビーとワイン その②

カテゴリー:その他

2019-10-15

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ワインもラグビーも大英帝国パワーを感じると前回書いたところです。

私も10月3日に神戸でアイルランド対ロシア戦を観戦してきました。新聞でも紹介されていましたが、ラグビー観戦の際はワインではなくて、何と言ってもビールでしたね。三宮から地下鉄で競技場のある御崎公園まで行くのですが、アイルランドのオッチャン達は三宮から既にビールを飲んでいたり、ポケットに缶ビールをつっこんでいました。また、キックオフまでの時間も、ずーっとビールを飲んでいます。

この試合はご存知の通りアイルランドのワンサイドゲーム。これ以外でもワンサイドゲームが多すぎますよね。日本対スコットランドのような手に汗握る試合が少ないのは残念です。

そしてそして、ベスト8に残ったうち、大英帝国の息がかかっていないのは日本とフランスだけ。というのも、ワインとラグビーと言う今回のテーマにぴったりです。もちろん日本チームにも、リーチ・マイケルさん他、元々大英帝国の息のかかった国から日本代表を選択した人たちが沢山いらっしゃいます。

アイルランドを撃破し、本家スコットランドを決勝トーナメントに行かせない(スコットランドには屈辱の)大健闘を演じた日本チームは本当に素晴らしい。ワインの国フランスチームにも決勝トーナメントで頑張って欲しいですね。


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ラグビーとワイン

カテゴリー:その他

2019-09-25

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ラグビーワールドカップ2019、楽しんでおられますか? 私もできるだけテレビ中継を見るようにしているのですが、いやー、イギリス発祥とはいえ、イギリスの息のかかった国が圧倒的に強いですね。

かつての大英帝国の偉大さをここでも思い知るとは・・・。

ワインも大英帝国の経済力によって発展してきたというか、英国が沢山買ってくれると言う部分がワインに与えた影響は大きいですね。

かのボルドーも12世紀から15世紀までイングランドの支配下にあり、生産されるワインの約半分はイギリスへと運ばれていました。また、イギリス領だった南アフリカで造られるワインも、今でもその多くがイギリスに輸出されており、日本に入ってきている南ア産ワインなんてほんの一握りです。

最近ではイギリス本土でのワイン生産が増えつつあるようですが、元々自国ではできないワインを大量に輸入していたのがイギリスです。

ファーイーストの日本は、何かにつけてユニーク。そんな日本でラグビーやワインを楽しむのも良いのですが、一方で自国の歴史や文化を日本人自身がもっとよく理解する努力をすべきだと痛感します。


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フォーエバー21とソニア・リキエルの破産

カテゴリー:その他

2019-08-29

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ファッションの話ですが、「フォーエバー21」が破産申請をしたとのニュースが入って来ました。たまたま同日、私がデパートでソニア・リキエルの売り場を探していると、見つからなくて、店の方に聞いたら、もう無くなったとのこと。念のため代理店であるオンワードに電話をしたら、7月上旬にブランドが終了したとのことでした。ソニア・リキエルの方も身売り先を探したのに見つからず、多額の赤字を残して破産したようです。

フォーエバーの方はファスト・ファッションの世界で一大ブームを起こしましたが、私の目から見ると、あまりにも粗雑な商品だし、露出度のやたら高いデザインが多くて、殆どお世話にならずじまいでした。

ソニアの方も別にそれほどお世話になったわけではありませんが、現代女性の日常生活にフィットしたカジュアルなデザインに好感が持てました。ソニアさん本人については、少し魔法使いっぽい(失礼!)風貌が印象的でしたね。また、衛星中継が始まった頃に、東京とパリを衛星で結んだ特番があり、そこに出演しておられたのを憶えています。当時日本では女性問題で首相が辞任し、その話題になったときに、パリ側では「女性問題なんて気にしていたらフランスでは大統領になり手が無いわ」と発言されたのが印象に残っています。この発言がソニアさんだったか否かまでは記憶していません。

どんな業界でも栄枯盛衰があるのは当たり前で、そんな中で永くブランドを維持し続けているところは、やはりそれなりに各方面で妥当な努力をしておられるということですね。①ブランディング、②顧客ニーズの取り込み、③出店や販路の政策、④価格及びコスト管理等々、そうしたことをセオリーに従いつつも革新も加えてきっちりとやっていかなければ持続は難しいものですね。

ワインも永くトップを走り続けるブランドもあれば、新進のブランドもあれば、一時のブームが終焉したものもありますね。良心的で優良なワインには、変に変わって欲しくないというのが、顧客としての願いです。


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G20の大阪は・・・

カテゴリー:その他

2019-06-27

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G20大阪サミットのため、今日から大阪は学校も休みとか、高速道路の通行止めもたくさんとか、主要ホテルの周辺は車が入れないとか大変です。

とはいえ、自分自身には何の影響もなく、まあ、宅配便がその期間は届けられないかもみたいな通知は来ていますけれど・・・。

2~3日前から、大阪駅周辺でも色んな国の人が目立つようになった気がします。普段から外国人旅行客は多いけど、ここまで多彩ではなく、いつもは中国系・アジア系の方が大多数なのに、なぜか欧米とか肌の黒い方も目立っています。

■安くて旨いワインは軒並み売り切れ

当然といえば当然だけど、当サイトのヴァリュー版ランキングで上位のワインは売り切れが目立ちます。クソ! 今日はそれらを追加注文しようとしたのに、ほぼ全滅。実は朝百貨店で、ボルドーで安くて美味しいのが欲しいと言ったら、ほとんど無くて、ラングドックならみたいなことを言われました。
旨いと思ったら即買わないとだめみたい。

■大阪は奥深いよ

取材等で大阪を訪れる記者さんが、大阪で何を感じるか、楽しみです。まあ、ちょっと居るだけでも「なんでやねん」と思うような特色は感じるとは思いますが・・・。お馴染みの道頓堀のド派手ネオンに立体看板に始まり、高層ビルやマンションが林立しているそばに、長屋や小さい神社が平気であったりとか、お好み焼きや串カツ屋が沢山あったり。

まあそんなのは入口で、今日の日経に、大阪はポン酢愛がすごい・・みたいな記事がありましたが、ソース愛もすごくて、その記事によると、東京ではスーパーで売っているポン酢の種類がヒトケタなのに、大阪では30種類と書いてありました。ちなみに我が家のポン酢は庭の酢橘で作る自家製です。

しかし、その割には、その辺の飲食店でランチすると、一方的に青しそドレッシングがかかっていたりして、私は我慢できないけど、殆どの人は平気でそれを食べています。どーいうこと?

近頃の百貨店やショッピングモールで売っている服は、どーも全国向け(関東中心)の品揃えのようで、色は地味だし、あまりおしゃれじゃないのが幅をきかせています。こちとら札束は握ってないけど、買う気満々で探すんだけど、買いたい服が無い。そりゃあ百貨店は寂れるわなあと思います。インバウンドで食いつないではいますが、ブームが去ればそっぽを向かれるでしょう。


なんだかとりとめもない内容になってしまいましたが、サミットが終わったら、また何か書きたいと思います。


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ルーマニアワインで感じた事を成すには30年

カテゴリー:その他

2019-05-31

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最近ルーマニアのワインが案外美味しいことに気づいていろいろと考えたところ、30年という年月が何か一つの歴史を塗り替えるのに必要な年月なのではないかという結論に達した。

ここ日本でも、平成の時代が約30年で終わり、令和となった。平成になったのは1989年でバブル時代の末期であり、1991年(平成3年)にはバブルの崩壊が始まり、平成時代のほとんどが景気後退、乃至は低成長時代だったことは平成を振り返るテレビ番組などで語られていた。

日本が平成になったのと同じ1989年、ルーマニアではチャウセスク政権が打倒され、社会主義から民主主義へと移行した。そして30年なのである。

社会主義下でもルーマニアでのワイン造りは続いていたが、そこで生産されるワインが西ヨーロッパやアメリカなどに輸出されることはほとんど無かったらしい。しかし民主化により旧西側諸国との交流・交易の門戸が開かれた。民主化直後の農業やワイン造りの状況がどんなものであったかについて、私は認知していないが、旧社会主義国家のモノづくりのレベルは、往々にして高くはなかったのは事実なので、ルーマニアとて似たり寄ったりだったのではないかと想像している。西側の自由主義経済の中で厳しい競争にさらされて、品質向上なくしては生き残れないという状況に対し、計画経済でどちらかといえばモノが不足しがちで、努力しても対価を得にくい社会主義国家の産物は進歩の歩みが遅かった。

想像するに、民主化当初は、品質も劣るし、販路も無いしといった状況だったに違いない。そして民主化から30年を経て、やっと世界で勝負できるレベルになってきたのではないだろうか?

実は10年ほど前に、友人の知り合いがルーマニアの隣のモルドヴァからワインを輸入したことがある。まあその方がワインの専門家でなかったということもあり、輸入されたモルドヴァのワインは悲惨な品質だった。その時のことを思うと、ここ1年ほどで出会ったルーマニアのワインは夢のようである。おそらくこれから東欧諸国のワインがもっともっと目立つようになってくるだろう。


もう少し遡って、第二次世界大戦の終結後30年というのを考えると、1975年頃と言う事になる。この年はイギリスでサッチャー首相が誕生し、コンビニのローソンが設立された年だ(ちなみにセブンイレブンは1974年設立)。1976年には、ピンク・レディーがデビュー、また日本で初のF1レースが開催されたりもしている。やはり戦後30年で日本は名実ともに先進国となり、文化的にも広がりが出てきた。そしてその頃、私はロイヤルホテル(現在の中之島リーガロイヤルホテル)で開催されたワインのイベントに初めて参加した。すごい種類のワインが試飲し放題で、プレミアムワインは有料試飲ができ、その時初めてシャトー・マルゴーを飲んだと記憶している。

戦後30年と言うのは、ワインの生産にしても、飲む側にしても、やっと安定・拡大に乗り出すタイミングだったようだ。


ここのところ、中国ではヨーロッパから指導者を招聘してワイン造りに力を入れているらしい。2045年くらいになると中国産ワインが表舞台に立つかも知れない。


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(その他)



2019-10-15
ラグビーとワイン その②


2019-09-25
ラグビーとワイン


2019-08-29
フォーエバー21とソニア・リキエルの破産


2019-06-27
G20の大阪は・・・


2019-05-31
ルーマニアワインで感じた事を成すには30年


2019-05-01
10連休は大騒ぎ


2019-04-23
宮水のお話


2019-04-15
ワインは女の飲み物か? Part2


2019-03-29
半年間サーバーに振り回されて・・・


2019-03-07
ワインは女の飲み物か?



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